■同じ保障内容でも「払込期間」が長ければ長いほど掛け金は安くなる。
■女性疾病特約は医療保険に付けられる特約。
■女性疾病特約を付けなくても医療保険の基本保障からもらえる。
女性の場合、ほとんどの医療保険に女性疾病特約と言う特約を付けることが可能です。
特約(=オプション)ですから付けることもできますし、外すこともできます。
もちろん外せば、その分掛け金が安くなります。
逆を言うと女性だから女性疾病特約を付けなければいけないという訳ではありません。
対象となる女性疾病の種類
アフラックの医療保険(ちゃんと応える医療保険レディースEVER)を例に説明していきます。
>>アフラックの医療保険(ちゃんと応える医療保険レディースEVER)
具体的に女性疾病は下記にまとめられます。
■出産
・帝王切開
・妊娠中毒症
・子宮外妊娠
・流産
*通常分娩は基本保障も含め対象外。
■乳房
・乳がん
・乳腺症
■子宮
・子宮筋腫
・子宮内膜症
・子宮がん
■卵巣・卵管
・卵巣機能障害
・チョコレートのう胞
・卵巣がん
■その他
・関節リウマチ
など
上のような病気で入院した場合、女性疾病特約の対象となります。
女性疾病特約の仕組み
具体例で言うと・・・
■入院日額5,000円(基本保障)
+
■女性疾病入院日額5,000円(女性疾病特約)
この場合・・・
・女性疾病に該当しない入院⇒5,000円×入院日数
・女性疾病に該当する入院⇒10,000円×入院日数
となります。
例)骨折して10日入院した場合・・・(女性疾病に該当しない入院の場合)
5,000円×10日=5万円
5万円がもらえます。
例)帝王切開で10日入院した場合・・・(女性疾病に該当する入院の場合)
10,000円×10日=10万円
10万円がもらえます。
例のように女性疾病に該当する入院の場合だけ入院日額が上乗せされます。
たまに「女性疾病特約が付いてない医療保険だと女性疾病は給付の対象にならないの??」と思っている人がいますが、そんなことありません。
女性疾病が付いてない医療保険に加入していても基本保障から給付金がもらえます。
例えば日額5,000円の医療保険で女性疾病特約が付いてないとします。
骨折や胃かいようは入院日額が5,000円なのは当然ですが、女性疾病特約が付いてないと、帝王切開や子宮筋腫などの女性疾病での入院も日額5,000円になるということです。
そこで、女性疾病特約を付けると女性疾病のみを入院日額10,000円にすることが出来ます。
もちろん基本保障で入院日額10,000円にすれば女性疾病に該当する、しない関わらず全ての入院が日額10,000円になります。
ただし、基本保障が日額10,000円のプランと比べると掛金を安くする事が出来るというというのが女性疾病特約のメリットです。
各保険会社の女性疾病特約の比較
細かいところまで挙げるときりがないので、代表的ものだけ挙げて解説します。
■女性特有のがん以外のがん(悪性腫瘍)も対象
保険会社によっては「女性疾病に該当するがんのみを対象」とする医療保険、「女性疾病に該当するがん以外も対象」とする医療保険に分かれます。
と言うことは・・・
■子宮がん・乳がん・卵巣がんは対象だが、胃がんや肺がんは対象外
■子宮がん・乳がん・卵巣がんだけでなく、胃がんや肺がんも対象
同じ女性疾病特約でも保険会社によっては上の2つに分かれるということです。
最近の傾向とすると、女性特有のがん以外のがんも女性疾病特約の対象にする医療保険が増えています。
細かいところですが、パンフレットに記載されています。
・女性疾病に該当するがんのみ対象とする医療保険
>>アフラックのちゃんと応える医療保険レディースEVERの公式HP
・女性疾病に該当するがん以外も対象とする医療保険
>>オリックス生命の新キュアレディの公式HP
*画像は新キュアレディの公式HP↓↓
■心疾患・脳血管疾患なども女性疾病特約の対象
最近では女性疾病特約の対象になる病気の種類が増え、心疾患や脳血管疾患なども対象とする医療保険もあります。
東京海上日動あんしん生命のメディカルKitNEOがそれに当たります。
>>東京海上日動あんしん生命の医療保険(メディカルKitNEO)
■手術給付金も上乗せになる女性疾病特約
入院日額だけでなく、手術給付金も上乗せになる女性疾病特約もあります。
三井住友海上あいおい生命の新医療保険A(エース)がそれにあたります。
>>三井住友海上あいおい生命の医療保険(新医療保険A(エース))
このように女性疾病特約と言っても各保険会社によって対象となる女性疾病が違ったり、保障内容が微妙に違ったりします。
もちろん掛け金も医療保険ごと違います。
管理人から一言
「保障を重視する」、「掛け金を重視する」などの考え方によって選ぶ保険会社も変わってきますので、まずは女性疾病特約の仕組みを理解することが重要と言えます。
FPに相談
女性疾病特約は保険会社によって保障内容や掛け金が微妙に異なるので、資料請求しても自分で各保険会社の違いを見つけるのは至難の業ですから。
具体的に「女性疾病特約を相談したい」という方はこちらからファイナンシャルプランナーに相談できます。
(*東京・神奈川・埼玉・千葉 限定)
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