ただ、「新キュア」の「重度三疾病」のうち、「急性心筋梗塞」「脳卒中」を対象するのに対して、他社では「心疾患」「脳血管疾患」を対象とする医療保険もあります。
保障内容
がん
急性心筋梗塞
脳卒中
いわゆる三大疾病と言われる病気です。
ただし、「認められたら」とは下記のような細かい条件があります。
がん
「がん」は「診断されたら」というのが条件です。正確には「悪性の腫瘍が見つかった」という診断書があれば請求できます。なので入院する・しないは関係ありません。
急性心筋梗塞・脳卒中
「急性心筋梗塞」「脳卒中」は「治療を目的に入院を開始したら」というのが条件です。なので軽い「急性心筋梗塞」「脳卒中」で運よく入院しなかった、という場合は対象外です。
例えば、東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO(キット ネオ)」の特定治療支援特約。
↓東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO(キット ネオ)」の「特定治療支援特約」。クリックすると詳細が見れます。
「新キュア」の「重度三疾病一時金特約」と似たような特約ですが、微妙に違いがあります。
■「新キュア」の「重度三疾病一時金特約」が対象とする病気
・がん
・急性心筋梗塞
・脳卒中
■「メディカルKit NEO(キット ネオ)」の「特定治療支援特約」が対象とする病気
・がん
・心疾患
・脳血管疾患
似たような病気ですが、対象となる病気の範囲が違います。
まず、「がん」は両社とも同じです。
ただし、
・「新キュア」 ⇒ 「急性心筋梗塞」
に対して
・「メディカルKit NEO(キット ネオ)」 ⇒ 「心疾患」
です。
同じように、
・「新キュア」 ⇒ 「脳卒中」
に対して
・「メディカルKit NEO(キット ネオ)」 ⇒ 「脳血管疾患」
です。
「急性心筋梗塞」は「心疾患」の一種です。また、「脳卒中」は「脳血管疾患」の一種です。
なので狭心症は「新キュア」では対象外になりますが、狭心症は「心疾患」の一種なので「メディカルKit NEO(キット ネオ)」では対象になります。
同じようにくも膜下出血は「新キュア」では対象外になりますが、くも膜下出血は「心疾患」の一種なので「メディカルKit NEO(キット ネオ)」では対象になります。
要するに「心疾患」「脳血管疾患」を対象とする「メディカルKit NEO(キット ネオ)」の方が保障の範囲が広いと言えます。
その分、「メディカルKit NEO(キット ネオ)」の方が掛け金が高めです。
なので・・・
■入院日額5,000円の場合
重度三疾病一時金:100万円が上限
*10万円から10万円刻みで設定できます。
■入院日額10,000円の場合
重度三疾病一時金:200万円が上限
*10万円から10万円刻みで設定できます。
また「がん一時金特約」と合わせて「入院日額」の200倍の範囲内です。
なので・・・
■入院日額5,000円の場合
・重度三疾病一時金特約:50万円
・がん一時金特約:50万円
であれば設定可能です。
ただ、
■入院日額5,000円の場合
・重度三疾病一時金特約:100万円
・がん一時金特約:100万円
は設定できません。
ただし、がんの一時金の2回目以降は「診断」されただけではだめで、「治療を目的として入院した時」が条件です。と言うことは「がん」が再発・転移しても、「通院で治療をした」場合は対象外となります。
「急性心筋梗塞」「脳卒中」の2回目の条件は、1回目と同じく「治療を目的に入院を開始したら」という条件です。
また、それぞれの病気で1年に1回です。
とは言っても他社の三大疾病一時金の特約のほとんどが「2年に1回」です。「新キュア」の優位点の1つです。
ただ、「新キュア」は「急性心筋梗塞」「脳卒中」を対象にするのに対して、他社では「心疾患」「脳血管疾患」を対象とする医療保険もあります。要するに「新キュア」より保障の幅が広い医療保険もあります。
掛け金だけにとらわれず、保障内容もしっかり確認して比較・検討することが重要です。
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