保険会社によって対象になる病気・治療など微妙に違います。
「三大疾病保険料払込免除特約を重視した医療保険を選びたい」という場合は「ちゃんと応える医療保険エバー」以外の保険会社を検討しても良いでしょう。
保障内容
「三大疾病保険料払込免除特約」は下記の三大疾病とアフラックに認められると以後の掛け金が免除されるという特約です。
がん(悪性新生物)
*良性は対象外。上皮内新生物も対象外。
*上皮内新生物・・・臓器などの表面にできた初期のがん。治療費は5万円前後くらい。ただ放っておくと進行することもあります。
急性性心筋梗塞
脳卒中
ただし、それぞれ条件があります。
がん(悪性新生物)
■診断確定されたら。
ということは「治療する」「治療しない」は問いません。「悪性の腫瘍が見つかった」という診断書があれば請求できます。
急性性心筋梗塞・ 脳卒中
■治療を目的とした20日以上の入院。
■所定の手術を受けた場合。
*所定の手術・・・公的な健康保険の対象となる手術。つまり保険証を使って受けることができる手術。
がん(悪性新生物)は「診断確定されたら」なので診断書があれば請求できるのに対し、「急性心筋梗塞」「脳卒中」は単に医師から診断されらだけではなく「20日以上の入院」「手術を受ける」などの条件があります。
ですから急性心筋梗塞や脳卒中でも運よく「2~3日の入院だけですんだ」というような場合は対象外ということになります。
他社との比較
ただし、保険会社によって微妙に保障内容が違う場合があります。
他社の比較の例として三井住友海上あいおい生命の「新医療保険A(エース」を例に挙げます。
他社との比較・対象になる病気
がん(悪性新生物)
心疾患
脳血管疾患
アフラックと同じような病気かと思うかもしれませんが、微妙に違います。
がん(悪性新生物)
「ちゃんと応える医療保険エバー」も「新医療保険A(エース)」も同じです。
心疾患
「ちゃんと応える医療保険エバー」は「急性心筋梗塞」に対して、「新医療保険A(エース)」は「心疾患」です。
「急性心筋梗塞」は「心疾患」の1種です。といことは「心疾患」を対象とする「新医療保険A(エース)」の方が保障の幅が広いと言えます。
例えば・・・
■「狭心症」「心不全」「急性心膜炎」「大動脈弁狭窄」
⇒「ちゃんと応える医療保険エバー」は「急性心筋梗塞」のみを対象とするので対象外。
⇒「新医療保険A(エース)」は「狭心症」「心不全」「急性心膜炎」「大動脈弁狭窄」も対象になります。
脳血管疾患
「ちゃんと応える医療保険エバー」は「脳卒中」に対して、「新医療保険A(エース)」は「脳血管疾患」です。
「脳卒中」は「脳血管疾患」の1種です。といことは「心疾患」を対象とする「新医療保険A(エース)」の方が保障の幅が広いと言えます。
例えば・・・
■「くも膜下出血」「脳内出血」
⇒「ちゃんと応える医療保険エバー」は「脳卒中」のみを対象とするので対象外。
⇒「新医療保険A(エース)」は「くも膜下出血」「脳内出血」も対象になります。
他社との比較・対象になる治療
■「ちゃんと応える医療保険エバー」
⇒診断確定されたら。
■「新医療保険A(エース)」
⇒診断確定されたら。
「ちゃんと応える医療保険エバー」も「新医療保険A(エース)」も同じ条件です。
「がんと診断確定」されたらなので「治療する」「治療しない」は関係ありません。現実的には「悪性の腫瘍が見つかった」という診断書があれば請求できます。
急性心筋梗塞(「ちゃんと応える医療保険エバー」)・心疾患(「新医療保険A(エース)」)
脳卒中(「ちゃんと応える医療保険エバー」)・脳血管疾患(「新医療保険A(エース)」)
■「ちゃんと応える医療保険エバー」
⇒20日以上の入院。もしくは所定の手術を受けたら。
*所定の手術・・・公的な健康保険の対象となる手術。つまり保険証を使って受けることができる手術。
■「新医療保険A(エース)」
⇒入院したら
「ちゃんと応える医療保険エバー」は「入院20日」「手術をしたら」などの条件があります。ということは、「19日の入院で手術しなかった」場合は対象になりません。
それに対して、「新医療保険A(エース)」は入院日数は問われません。また「手術をする」「手術をしない」も問われません。ということは運よく心疾患・脳血管疾患で数日の入院で済んだ場合も、入院さえすれば対象になります。
ということは保険料払込免除特約に関しては「新医療保険A(エース)」の方が対象になる病気も多いし、対象になる可能性が高いと言えます。当然、掛け金も違いますが。
というように同じよな特約でも保険会社によって微妙に保障内容が違います。
ちなみに「新医療保険A(エース)」のように「心疾患」「脳血管疾患」を対象にしている保険会社は、「新医療保険A(エース)」以外にも下記の保険会社では対象としています。
■メディカルキットNeo(ネオ)
(東京海上日動あんしん生命)
■フレキシィ
(メットライフ)
など
FPに相談
アフラックの「ちゃんと応える医療保険エバー」は資料請求しても自分で他社との違いを見つけるのは至難の業ですから。
「アフラックの『ちゃんと応える医療保険エバー』を相談したい」という方は
こちらからファイナンシャルプランナーに相談できます。
(*東京・神奈川・埼玉・千葉 限定)